ブラックジャックのアクションには、
- ヒット
- スタンド
- ダブルダウン
- スプリット
の4つが存在します。
基本的には、ヒットとスタンドを使いますが、状況に応じてダブルダウンやスプリットも使って立ち回ることで勝率を上げることができます。
本記事では、ブラックジャックのスプリットに関して、解説していきます。
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スプリットとは
まず、初めにブラックジャックのスプリットがどういうものかを知っておきましょう。
スプリットとは、直訳すると「分割する」という意味があります。
ブラックジャックのスプリットとは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字だった時に、賭け金を上乗せし、手札を2つに分割するアクションのことです。
スプリットをすると一人で二人分の手札で勝負できるというイメージですね。
手札を増やすことになるため、最初に賭けたの金額を再度、上乗せしないといけないということになります。
手札が2つに分割した後に、ディーラーはそれぞれの手札にカードを1枚ずつ引いていきます。
その後は、各手札で再度アクションをします。
ヒットでさらに一枚引くこともできますし、スタンドでそのまま勝負することもできます。
ちなみに再度同じ数字が出ることも低確率ですが、ありえます。
その場合には、もう一度スプリットすることもできます。
ブラックジャックでスプリットをするメリットはなに?
ブラックジャックでスプリットするメリットは、主に2つあります。
弱い手札を強くする
最初に配られた2枚の手札が8のペアで合計が16だとします。
16というのは、ブラックジャックでは、弱い手札です。
16の状態でヒットしてもバーストしてしまう可能性が高いですし、スタンドしたとしてもディーラーに負ける可能性が高いです。
そういった時にスプリットすると8の手札を2つにすることができます。
ブラックジャックで最も多いカードは、10(10~Kが全て10のため)です。
そのため、8の手札でヒットした時に10が引ける可能性が高く、合計は18になります。
18の手札であれば、十分ディーラーに勝てる可能性があります。
配当を上げられる
スプリットをし、分割した2つの手札両方で勝つと配当は単純に最初の4倍ということになります。
ディーラーのアップカードが4-6辺りの時は、積極的にスプリットすると、勝てる確率が上がります。
スプリットをするタイミングは?
スプリットをするタイミングを以下の表にまとめました。
この表は、ブラックジャックのベーシックストラテジーから一部引用したものです。
ご存じの方の方が多いかもしれませんが、ベーシックストラテジーとは、統計学の視点から作られたブラックジャックの定石のことを指します。
ディーラーのアップカード | ||||||||||
最初の2枚 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | A |
A+A , 8+8 | SP | SP | SP | SP | SP | SP | SP | SP | SP | SP |
10+10 | S | S | S | S | S | S | S | S | S | S |
9+9 | SP | SP | SP | SP | SP | S | SP | SP | S | S |
7+7 | SP | SP | SP | SP | SP | SP | H | H | H | H |
6+6 | SP | SP | SP | SP | SP | H | H | H | H | H |
5+5 | D | D | D | D | D | D | D | D | H | H |
4+4 | H | H | H | SP | SP | H | H | H | H | H |
3+3 | SP | SP | SP | SP | SP | SP | H | H | H | H |
2+2 | SP | SP | SP | SP | SP | SP | H | H | H | H |
上記の表のSPと書いてある箇所は、スプリットした方が、統計学的に勝率が高いということになりますね。
基本的に、Aまたは8のペアを引いた際には、必ずスプリットした方が勝率が高くなると言われています。
ブラックジャックのスプリット解説まとめ
本記事では、ブラックジャックのスプリットに焦点を当ててきました。
今回解説した内容をまとめると
- スプリットは最初に配られた2枚のカードが同じ数字のペアだった場合2つのハンドに分割できるアクション
- スプリットのメリットはハンドを強くすること・配当を上げられること
- Aと8のペアではスプリットをした方が勝率が高くなる
という感じでしょうか。
スプリットは、上手く使えれば、有効なのでぜひ使ってみてください。
それでは。